地球と人に優しい環境づくりとしての壁面緑化

最近、注目の壁面緑化とは?

近年、各地で都市化が進み、私たちを取り巻く環境や地球の気候などが大きく変わってきています。そのような中で、環境対策の一つとして話題となっているものに壁面緑化があります。
壁面緑化とは、建物の壁面を植物で覆うことによる、緑化事業のひとつです。同じようなものでは、屋上緑化もあります。東京都でも、ヒートアイランドを抑制する対策として取り入れており、公共施設や企業がビルなど建造物の壁面に用いるケースも増えてきました。

壁面緑化の実際と効果

壁面緑化はその規模にもよりますが、実際に鳥や虫など生物の多様性を促す生態系への促進効果、二酸化炭素・窒素酸化物の吸収など大気の浄化、温度調整による冷暖房の節約など省エネ効果が認められています。また、断熱効果や、紫外線や雨などからの保護、緑化景観からの安らぎと癒しをもたらす効果があるのも特徴です。
継続していくには、壁面緑化に向くツル性植物などの管理と潅水など、定期的なメンテナンスをうまく行っていくことが必要になります。

私たちも身近で取り入れられる

環境改善のための壁面緑化というと大掛かりなものにも思えますが、実は、私たち日本人には、身近なものともいえます。昔から、高温多湿の風土に合わせて、暑い季節にヘチマやひょうたんなど緑陰をもたらす工夫を一般の家屋に取り入れてきました。
現在は、グリーンカーテンとして、ゴーヤなどのつる植物を育てている施設や家庭も多いのではないでしょうか。これも立派な壁面緑化といえます。涼しさと憩い、あるいは収穫をもたらす身近な壁面緑化、社会とともに家庭でもますます広がるといいですね。

植物には、酸素を排出し二酸化炭素を取り込んでくれる働きがあります。そのため、壁面緑化は地球に優しい取り組みだと言えます。